令和8年 第3回定例会の一般質問

議員が問い、市が答えた。あなたの暮らしに関わる取り組みをテーマ別にまとめました。

子育て・教育

全国学力テストの結果を踏まえた学校教育の改善

市長は、結果を子どもたちの学びの姿と併せて丁寧に受け止めたいとし、どこにつまずきがあるのか整理するよう教育委員会に指示したと説明。県全体でも「自分の考えを英語で書く力」に課題があり本市も同じ傾向のため授業の進め方を見直す。教育長は、3年前と比較しても低い水準は喫緊の改善事項とし、英語担当教職員への実践的な研修会を速やかに実施すると答弁。調査は序列化ではなく指導改善の検証ツールであり、国の方針が悉皆調査のため今後も実施する。

金行哲昭議員の質問より

質疑の詳細

基礎基本の徹底に向けた授業改善と教育委員会・学校の連携

5件

教育長は、従来の学力向上戦略の要素を引き継ぎ今年度4月に安芸高田市学校教育推進プランを策定・公表したと説明。毎月の校長研修会と2か月に1回の教頭研修会で方針を伝え日常的な連携を図り、授業改善では指導主事を学校へ派遣して授業参観と指導助言を行い、その内容を学校教育課内で共有して次の改善につなげている。安芸高田教育推進会は教職員の自主的な学びを支援する組織で教育委員会が直接評価するものではないが、密に連携して研修の充実に努めていると答弁した。

秋田雅朝議員の質問より

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第5次教育振興計画の策定と英語力向上の施策展開

市長は、重要課題として学力向上、部活動の地域展開、不登校支援の3つを挙げ、教育委員会と連携し家庭や地域社会と一体となって安心して学べる環境づくりを着実に前進させたいと答弁。教育長は、小学校段階での基礎学力の定着を目指したいとし、計画については国の新しい学習指導要領の素案が提示される運びとなっているため、教育大綱、教育振興基本計画、学校教育推進プランのいずれも素案が出された段階で合致するよう見直しを図りたいと述べた。

秋田雅朝議員の質問より

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学校菜園の実施状況と授業での活用内容

3件

教育長は、市内の小・中学校全13校中11校に学校菜園があるが、エディブルスクールヤードとしての位置づけはしていないのが実情と答弁。多くの学校では生活科や技術科、特別支援学級の生活単元の授業で取り扱っており、トマト、キュウリ、サツマイモ、トウモロコシなどを栽培して、学校で児童生徒が調理をしたり家庭へ持ち帰って食べるなどをしていると説明した。

浅枝久美子議員の質問より

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学校給食の地場産・有機食材の拡大と生産者との意見交換

市長は、現在は給食センター、産業部地域営農課、JAの三者が連携する地場産物供給検討会議で安定的かつ計画的な地場産食材の活用を推進していると説明。協議会を立ち上げる前に、学校給食に係る地場産物の生産・流通体制の現状を伝えることも含め、まずは生産者との意見交換の場を設定してはどうかと考えていると答弁した。食育については、市として循環型の社会をどうつくっていくかに取り組む中に食も当然関わってくるため、学校給食も市民の食も含めて取り組んでいきたいと述べた。

浅枝久美子議員の質問より

質疑の詳細

学校運営協議会の目的・役割と構成員の状況

5件

教育長は、協議会の目的は保護者及び地域住民等の学校運営への支援・協力を促進することで信頼関係を深め、学校運営の改善や児童生徒の健全育成に取り組むことと説明。校長が示す基本的な方針を承認する役割があり、教育課程の編成、学校経営計画、組織編成、学校予算、施設管理などが対象で、学校運営全般について教育委員会や校長に意見を述べることができる。2026年9月1日現在の人数は吉田22人、八千代18人、美土里16人、高宮19人、甲田16人、向原17人で、2025年度は年間3回から5回、1時間から2時間程度開催していると答えた。

南澤克彦議員の質問より

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防災・安全

新お太助フォンによる災害情報発信とLINE連携

J-アラート、避難情報、避難所開設、通行止め、断水などを発信し、公式LINE・SNS・ホームページにも同時発信する。発災直後は情報把握が難しいため広島県防災情報システムを活用した体制づくりを進めており、市道を含む道路情報は「ひろしま道路ナビ」を活用する。アプリは12か国語に対応(危機管理監)。LINEは障害時に届かないおそれがあるため併用する方針。

新田和明議員の質問より

質疑の詳細

民間事業者との防災協定の実効性と避難所の暑さ対策

協定は71件でうち行政機関を除くものは50件。点検・更新は年度当初や防災計画修正時に行い、実効性の特段の検証は行っていないが過去の運用実績から主要な協定は機能していると考えており、検証の必要性は認識している。訓練はヤマト運輸と物資輸送訓練を実施し、今年度はスターライト工業とトイレ対応訓練を計画。課題は物資の保管場所と人員。冷房機能が懸念される避難所は38か所中8か所で、スポットクーラー1台と大型扇風機16台を用意している。

熊高慎二議員の質問より

質疑の詳細

防災会議の女性割合と地域防災力の向上

4件

防災会議の構成員は43名でうち女性は6名、14%。市長は割合として少ないとしつつ、委員の大半が団体代表の充て職であり各団体で女性代表が増えなければ増やしにくいが、増やす方向に持っていきたいと答えた。女性消防団員は12名で防火啓発が中心。自主防災組織の訓練22団体は多いとは言い難いが機運は高まっており、課題は地域ごとの危機感の違いと担い手不足。防災士の活動状況は把握できていないが、市が予算をつけた以上は把握が必要と認識している。

小松かすみ議員の質問より

質疑の詳細

備蓄計画における災害時トイレの数量・算定根拠と用品の見直し

5件

市長は、県が公表した地震被害想定では南海トラフ地震陸側ケースの避難者数が合計593人で現在の備蓄基準1,200人の範囲内だが、直下型地震では3,335人と想定され基準を大きく上回るため自助・共助の強化が肝要と答弁。凝固剤は1,200人×5回×1.5日分で9,000個、便収納袋は排便袋5つ程度を収納する想定で5分の1としている。市1.5日分と県1.5日分で合わせて3日分となり、4日目以降は国のプッシュ型支援が本格化する。蓋付バケツの備えはなく、備蓄計画の見直しで簡易トイレ使用の流れ全体を再確認し必要な資機材を整備すると述べた。

南澤克彦議員の質問より

質疑の詳細

高齢者・福祉

生活支援コーディネーターと協議体による支え合いの体制づくり

6件

市長は、初年度は市全体を網羅しつつ各地域の取組にも関わりやすい町単位、第2層の協議体を中心とした仕組みづくりからスタートしたと説明。2019年度から社会福祉協議会が立ち上げた地域福祉会議を本制度の協議会として位置づけ、話合いの場を継続する形で運用している。生活支援コーディネーターは地域課題や地域資源の把握、生活に困る人と地域資源のマッチング、活動支援を行い各町に1人ずつ配置しており、協議体とコーディネーターは第2層において取組を進める車の両輪と捉えていると答えた。

山根温子議員の質問より

質疑の詳細

交通・まちづくり

道路の除草・陰切り対応とアダプト制度

市道の除草は年1回、委託業者20社が72路線・約160キロメートルで実施し、猛暑で効率が落ちるため時期を早め、通学路は刈幅を広げている。立ち木は土地所有者の管理だが、災害などで緊急性がある場合は承諾を得て道路管理者が処理する。どの木が倒れるかの事前把握は困難。市独自の仕組みは延長・費用対効果・公平性から慎重な制度設計が必要で、財政面にも配慮して検討する。

新田和明議員の質問より

質疑の詳細

改正下水道法を踏まえた下水道管の老朽化対策と点検体制

2件

最も古いのは昭和56年供用開始の農集・向井原処理区で45年を経過し、他も標準耐用年数50年を順次迎えるため5年に1回以上の管路点検を行っている。緊急の対策が必要な状況ではないが更新は必要と認識。改正法は来年1月頃施行予定で費用対効果を考慮して点検する。管路台帳はDX化の協議を開始した段階で、建設部長は下水道を優先すると説明。点検結果はホームページ等での公表を検討する。

熊高慎二議員の質問より

質疑の詳細

閉校施設の財産管理と公共施設としての活用

普通財産に移行した教育関連施設は閉校した小学校5校で、2校は売却済み、2校は貸付け、1校は未利用。売却・貸付け分は民間提案制度を活用した事業展開により活用が進んでいる。副市長は、行政財産からの変更は条例の廃止を伴い、同一施設を分けて管理することは通常考えにくいと説明。小田小学校の空き教室はセンター業務への支障を踏まえ相談してほしいとした。総務部長は行政財産でも条件付きで貸付けを行っており、産業部長は道の駅や湯治村は行政財産として指定管理に出していると説明した。

金行哲昭議員の質問より

質疑の詳細

芸備線の利活用とまちづくり交通協議会での4市連携

市長は、再構築協議会は国が主導し特定区間の存廃を含めた法的枠組みに基づき方針を検討する組織で当市も2024年10月に参加し、任意のまちづくり協議会は沿線3市が主体で広島から三次駅間の利用促進と地域振興を目的とするものだと説明。報道にあった公費投入の具体的な決定事実は一切ないとした。庄原市との関係も議題に上がっており、再構築協議会の推移を見ながらどこかのタイミングで庄原市と一緒にという方向性もあるとの感触を示し、4市でできるようタイミングを見て話をしていきたいと述べた。副市長は、3つの協議会が目的とするところは1つで芸備線の活性化であると答えた。

山本数博議員の質問より

質疑の詳細

旧町単位のまちづくりと住民自治・集落支援員の役割

市長は、茂木町の住民の幸せづくりと地域資源を地域の中で循環させる考え方は本市にとっても参考になるとしつつ、本市は広い市域に集落が点在し人口減少・少子高齢化が進む中でこれまでと同じ行政サービスや公共施設の在り方を維持することは難しくなっていると答弁。農林業、地域産業、公共施設、学校跡地、地域交通、デジタル技術などを相互につなげて新しい価値を生み出す必要があり、安芸高田型のまちをつくっていきたいとした。集落支援員で各6町の旧町を元気にする取組を始めており、各町に金太郎あめ的な施策をするのではなく頑張っているところをしっかり後押しする形がよいと述べた。

熊高昌三議員の質問より

質疑の詳細

環境・脱炭素

再生可能エネルギーの合意形成と規制条例の整備

省エネ特措法の改正で一定要件の事業は認定申請前の住民説明会等が義務づけられており、事業者が丁寧に説明することが重要と考えている。住民の賛否のみで可否を判断することは困難で、反対が多数の場合は関係法令への適合や生活環境への影響を確認し事業者に対策を求める。市に直接的な権限はないが首長として説明を求めていく。まず太陽光発電設備規制条例を今年度制定し、包括的な条例は効果と課題を検証した上で研究する。

新田和明議員の質問より

質疑の詳細

ゼロカーボンシティ宣言と循環型農業の担い手支援

市長は、学校給食向けの栽培に限定した補助等はないが、包括的に多様な担い手を支援しているとして、パイプハウス設置に係る補助事業やJA営農指導員による栽培技術向上指導を継続的に実施していると答弁。給食食材の安定的な調達については、調達の取りまとめをベジパーク安芸高田が担い、JAの野菜部会等と連携して必要量を取りまとめ、生産者への出荷可能量の確認などの調整をしてもらいながら、できるだけ地場産を活用することを心がけていると説明した。

浅枝久美子議員の質問より

質疑の詳細

ジビエ加工施設の建設見直しと獣害対策の担い手確保

市長は、実施したアンケートの意見を踏まえ計画を一度立ち止まって見直し、慎重に再検証を行うことを考えていると答弁。理由として、概略設計で施設建設費が約3億2,000万円と推定されているものの、昨今の社会情勢からさらなる事業費の高騰が懸念されることを挙げた。有害鳥獣捕獲班へ持込み可能頭数を含めたアンケートを実施して現場の声を集約しており、黒字化を達成している先進自治体の運営事例の調査も必要と考えている。市の負担を最小限にとどめ持続可能な事業スキームを再構築するため現在は立ち止まって再検討する段階と判断したが、施設の必要性の認識には変わりはないとした。

山本数博議員の質問より

質疑の詳細

茂木町の視察を踏まえた資源循環と堆肥の高付加価値化

2件

市長は、強く感じたのは単にごみを堆肥にすることではなく、処理コストと考えていたものを地域の資源、さらには地域経済を生み出すものへ転換している点で、捨てるから生かすへ、そして稼ぐへとつないでいるところに茂木町の強さがあると答弁。本市の家畜排せつ物、もみ殻、稲わら、竹、森林資源、生ごみなどをどう循環させ地域経済につなげるか、処理する行政から資源を生み出す行政へという発想の転換も含め重要な視察だったとした。町長は発想が柔軟でブランド化から利益を出して循環させており本市に不足している部分だと述べ、美土里館の堆肥は臭いがなく完成されたシステムだと感じたと答えた。

熊高昌三議員の質問より

質疑の詳細

スポーツ・文化

部活動の地域展開とスポーツ・文化活動への支援

教育長は、指導者の確保、生徒の移動手段、練習場所の調整など多くの課題があると説明。県中体連の認定登録団体は安芸高田ハンドボールクラブの1団体のみで、中山間地域は受入団体の確保が難しく本市は遅れているほうだと認識している。市長は活動費や指導者謝金のため公的な補助金を創出する必要があると答弁。新たな助成制度の創設も視野に、今年度中に方針を公表できるよう準備している。

佐々木智之議員の質問より

質疑の詳細

安芸高田市誌の編集と市の歴史の継承

3件

市の歴史や歩みを次の世代へ継承することは地域の一体感を醸成し市政への理解を深める上で極めて重要であり、将来的には体系的にまとめた市誌の発刊を検討することが望ましいと考えている。現時点で具体的な編さん計画はないが、令和7年4月号の広報誌で「市が歩んできたこれまでの20年」を特集するなど歴史を伝える取組を進めている。年度ごとに整理して翌年度へつなげることは重要だと答えた。

宍戸邦夫議員の質問より

質疑の詳細

観光振興計画の策定状況と中間指標の設定

2件

当初は業者委託を考えていたが現在は担当課で素案を作成しており、次の段階として策定委員会を開催し2027年2月末までに策定して3月議会で説明する予定で、スケジュールは答弁どおり進めている。産業部長は、素案作成がやや遅れ気味だが9月中の開催を目指しており、委員会の開催や委員の選定は議会にも報告・相談すると答えた。中間目標は設定する考えで、具体的な内容は委員会で協議して決定する。

益田一磨議員の質問より

質疑の詳細

部活動の地域展開とスポーツ活動の財源確保

教育長は、甲田中学校のハンドボール部が週休日には地域クラブ活動の安芸高田ハンドボールクラブとして活動し中体連の大会にも参加しているが、その他の部活はまだ実施できていない現状と説明。県の部活動改革推進計画に基づき本市の方向性を具体化する協議を開始しており、市長とも合意形成を図りながら今年度中に方針を公表できるよう準備を進め、中学校の統合時期も1つの目安と捉えているとした。市長は、国の補助金の来年度の見通しは示されておらず、国の動向を注視しながら必要な財源の確保に努めると答えた。

秋田雅朝議員の質問より

質疑の詳細

毛利氏を縁とした萩市との歴史・文化交流の現状

2件

市長は、毛利氏をはじめとする歴史的なつながりを背景として萩市との交流が具体的に動き始めたことは大変意義深いと受け止めており、洞春寺、大照院、東光寺との関係も多くの方々の尽力によって築かれてきたものとして積み重ねを大切にしたいと答弁。つながりが生まれたこと自体を成果とするのではなく、そこから何を生み出していくのかが重要であり、毛利という共通の歴史を軸として文化観光はもちろん教育・市民交流などに広げたいとした。まずは市民が萩市を訪れることを促し、現地で住職や観光協会の話を聞くことで毛利に対する違った気持ちが芽生えると考え、そうした取組をしてみたいと述べた。

熊高昌三議員の質問より

質疑の詳細

地域・国際交流

地域で支え合う互助の仕組みと地域通貨の活用

私有地の維持管理は所有者が負うべき責任でありまず自主的な管理を促すことが基本だが、高齢化で困難となる事例は地域全体の安全や景観に直結する課題であり、住民が主体となって支え合う仕組みのサポート体制は必要性があると考えている。まずは県のマッチングプラットフォーム「さとまちプラス」で地域の困り事を発信する。地域通貨は地域振興会などが主体となる形も考えられ、市は情報発信などの後方支援を行う。

佐々木智之議員の質問より

質疑の詳細

セルウィン町との国際交流再開と防府市との相互PR

2件

セルウィン町とは本年8月にも平和メッセージの交換を行うなど良好な関係を継続している。交流停止は財政状況を考慮した市からの申出だが、長年築いた絆は重く子どもたちの国際感覚の醸成にも意義があるとして、まず市長自身が現地を訪問し新たな交流の在り方を検討したい。防府市とは今年度が本市から訪問する年で内容を協議中。ふるさと納税の相互紹介は税の流出への懸念や地場産品基準から困難となり、広報誌での交流事業の紹介へ方針を見直した。

益田一磨議員の質問より

質疑の詳細

移住・定住施策の現状と空き家バンクの成果

3件

20歳から49歳の転入者のうち約65%が県内からの移動でその大半は広島市から、転入の中心は20代で30代以降は減少する傾向にある。空き家バンクでは一定の成果を収めており、課題は相談窓口のワンストップ化と情報発信手法の再構築。直近3年の成約件数は年間平均35件でその8割が売買。企画部長は、具体的な目標数値はないが県内トップ5に入る成約数だと説明。子育て世代の成約は2023年度7件、2024年度4件、2025年度6件。

小松かすみ議員の質問より

質疑の詳細

財政・行政運営

計画策定における外部委託の活用と職員の主体性

過去3年の策定計画は12件でうち公表・進捗管理は10件。委託費用は令和7年度2,898万4,230円、6年度1,814万7,470円、5年度1,369万5,000円で、計画の更新時期が重なり総合計画の策定が入ったことが増額の要因(企画部長)。副市長は、丸投げではなく中身やデータ分析の監修を含め職員が全般を管理していると説明。内製化のみを理想とせず職員が企画段階から主体的に関わる体制を目指す。

佐々木智之議員の質問より

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市長就任2年の総括と残り任期の最優先課題・財政見通し

「まとめる」「あったか」「やりぬく」の基本姿勢の下で行財政改革を進め、職員のコスト意識や当事者意識が高まったと評価。中学校統合は方向性を維持しつつ、資材価格や人件費の上昇を踏まえ校舎整備について既存施設の有効活用も含めたより現実的な方法へ見直すため慎重に検討していると表明し、最も避けるべきは課題の先送りだとした。残り2年の最優先は①中学校統合と新中学校整備の具体化、②地域交通と生活支援、③医療・福祉の強化の3点。2027年度からの4年間は全年度マイナス収支の見通しである。

熊高慎二議員の質問より

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ふるさと納税の目標達成に向けた返礼品と広告の改善

8月末時点の寄附額は2,721万1,000円で前年同月比132%、件数は1,067件で同107%と増加傾向だが目標達成には依然厳しい。取扱実績の多い鶏肉は最安値クラスだが需要の高い小容量商品を出せておらず、中間事業者が小分け・発送を一括して担う体制を準備中。サンフレッチェ広島を使い道とするガバメントクラウドファンディングは同クラブと広島市から協力可能との回答を得た。7月の楽天広告では3万2,521円の経費に対し52万3,000円の寄附につながった。

益田一磨議員の質問より

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第3次総合計画の進捗管理と審議会への若年層の参画

第2次計画では目標指標を管理・推進する体制が不十分でコロナ禍により審議会を開催できなかったことも課題だった。第3次計画では年1回は審議会を開催し、アンケート調査や庁内ヒアリングで実効性を高めている。リーディングプロジェクトは3〜4年目に効果が現れるため単年度の到達点設定は難しいが実施計画ヒアリングで進捗を確認する。審議会は15時から16時30分の予定が16時43分までとなった。委員は39歳以下0%、40〜59歳19%、60歳以上81%で、条例定数25名に対し4名の追加委嘱が可能なため若者の追加募集を行う考えを示した。

益田一磨議員の質問より

質疑の詳細

情報通信・DX

新お太助フォンへの移行と光回線撤去費用の負担

LINEや説明会で周知してきたが不安の声は真摯に受け止め、事業者と連携して早期解消に努める。企画部長は、アプリ移行で不要となる光ケーブルの撤去費1万1,000円を市が全額負担することとし補正予算に計上したと説明(6月25日以降の申込みに適用、あじさいネット終了分は対象外)。市長は、集会所のお太助フォンは設置経費を市が負担する考えを示した。

新田和明議員の質問より

質疑の詳細

市公式LINE・YouTubeのデジタル情報発信と運用改善

9月1日現在、友達登録者数1万167人、受信設定者数4,498人で約44%。登録者が1万人を超え一定の成果はあるが、受信設定が約4割にとどまる点は継続課題。YouTubeのコメント欄は7月24日以降の動画から開放し、市公式SNS運用指針を見直して誹謗中傷などへの削除・非表示の基準を整備した。議会側チャンネルは議会に裁量があるという見解に変わりはない。起業人の取組でInstagramは6月比で表示回数が約4.5倍、フォロワーも一月で123人増加した。

益田一磨議員の質問より

質疑の詳細

NFTデジタル住民票の活用と関係人口の創出

NFT(デジタル住民票)は取引や特典活用の実績が乏しく、関係人口の創出という目的に立ち返って新たな取組が必要と考えている。庁内の役割分担を明確にし、コミュニティ活性化や特典の企画立案は関係人口を担う担当課が主導し、DX推進課は技術面の支援に特化する体制とした。企画部次長は二次流通による収入は発生していないと説明。企画部長は保有者へのアプローチは行っていないこと、雑入は73万8,108円であることを答え、財政課長が2025年5月28日の収入だと補足した。

益田一磨議員の質問より

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