宍戸邦夫 議員

第1日

合併から22年を経た安芸高田市誌の編集、安芸高田神楽の歴史を後世に伝える神楽誌の編集、第2期スポーツ振興計画に掲げるスポーツ推進委員の資質向上と活動の充実について質問。

安芸高田市誌の編集と市の歴史の継承

2004年の市誕生から22年が経過したとして、合併の経緯やその後の市政状況を市誌として編集する考えを確認。約10年前にも質問したが当時は合併から日が浅かったとして、当時を知る人がいるうちに将来へつなぐことが大事だと主張し、発行は節目でよいが編集作業は常に行うべきだと求めた。

市長 藤本

市の歴史や歩みを次の世代へ継承することは地域の一体感を醸成し市政への理解を深める上で極めて重要であり、将来的には体系的にまとめた市誌の発刊を検討することが望ましいと考えている。現時点で具体的な編さん計画はないが、令和7年4月号の広報誌で「市が歩んできたこれまでの20年」を特集するなど歴史を伝える取組を進めている。年度ごとに整理して翌年度へつなげることは重要だと答えた。

安芸高田神楽誌の編集と神楽文化の継承

安芸高田神楽の歴史を後世に伝えるため神楽誌の編集を提案。合併以降、各町に神楽団があり22神楽団が活動しているとして、指導者や代表者の活動が将来も目に見える形で残るようにすべきだと主張し、関係者の記憶が新しいうちに文章として残す編集を求めた。

教育長 猪掛

教育長は、昭和47年に旧美土里町が発行した「美土里の歴史と伝説」、佐々木順三氏のかぐら台本集など価値ある文献が受け継がれ、「ひろしま安芸高田神楽帖」などの資料も整備されていると説明。これらが伝統と魅力を網羅していることから、直ちに新たな神楽誌を編さんする予定はないとした。一方で、各時代の活動については神楽団等の情報も収集しながら整理する必要があるとし、市長部局と協議しながら考えたいと答えた。

スポーツ推進委員の体制と資質向上・報酬の在り方

第2期スポーツ振興計画が掲げるスポーツ推進委員の資質向上と活動の充実について、現在の委員数と規則上の定数62人との開き、委嘱の選考基準、資質向上と活動充実の取組を確認。非常勤の公務員という位置づけを踏まえた選考の慎重さを求め、待遇改善の観点から年額報酬への変更も提案した。

教育長 猪掛

教育長は、推進委員は男女計23人で、定数62人は合併当時の旧体育指導委員の数が残ったものであり、適正人数を精査して規則の変更も考えたいと説明。選考はスポーツ基本法に基づき指導経験や地域活動への参加状況を勘案し市独自の基準は設けていない。県協議会の研修会への参加を促し、昨年度は本市を会場に健康寿命の講演やラジオ体操の実技指導を実施した。現在、活動実態のアンケート調査を行っており、報酬は活動の整理ができた後は年額もあり得るとした。